一般的には男児は生後三十一日目、女児は三十三日目頃に神社にお参りします。一般的には父方の祖母が赤ちゃんを抱き、その上から産衣をかけますがそれぞれの事情もありますので、誰が抱いてもかまいません。
もともと産後の身体を気遣う意味があったため、母親以外のおばあちゃんが抱っこするという思いもあったのではないでしょうか。
お参り後に家族で食事でお祝いをします。
神社へ参拝し 境内の小石をひとつ拾います。
小石はお祝いのお膳の上に並べて 歯が丈夫になるようにと願うもので皺ができるまで長生きするように願いを込めて梅干しを添えるところもあります。
赤飯、鯛の焼き物などを準備して 食べさせる真似をします
御飯→汁物→御飯→魚→御飯→汁物 これを三回繰り返し、最後に箸を歯固めの石に軽く触れて 赤ちゃんの歯茎にあてます。
お食い初めが終わったあとは小石は元の場所に戻します。
11月15日に祝うことになったのは、この日が二十八宿の鬼宿日(きしゅくにち)にあたり、婚礼以外は何事の祝い事にも吉とされていたからです。
また、旧暦の11月は秋の実りを神に感謝する月でしたので、その月の満月にあたる15日に、氏神に収穫の感謝すると共に子供の成長の感謝・祈願をしたものと思われます。
熊本は数えの3歳で髪置き(かみおき) 4歳で紐解(ひもとき)のお祝いをされることが多いようです。
お子様は始めてのおしゃれをされますので お写真後に宮参り、そして後にお食事をご計画されるケースが最近は多いようです