一般的には男児は生後三十一日目、女児は三十三日目頃に神社にお参りします。一般的には父方の祖母が赤ちゃんを抱き、その上から産衣をかけますがそれぞれの事情もありますので、誰が抱いてもかまいません。
もともと産後の身体を気遣う意味があったため、母親以外のおばあちゃんが抱っこするという思いもあったのではないでしょうか。
お参り後に家族で食事でお祝いをします。
神社へ参拝し 境内の小石をひとつ拾います。
小石はお祝いのお膳の上に並べて 歯が丈夫になるようにと願うもので皺ができるまで長生きするように願いを込めて梅干しを添えるところもあります。
赤飯、鯛の焼き物などを準備して 食べさせる真似をします
御飯→汁物→御飯→魚→御飯→汁物 これを三回繰り返し、最後に箸を歯固めの石に軽く触れて 赤ちゃんの歯茎にあてます。
お食い初めが終わったあとは小石は元の場所に戻します。
11月15日に祝うことになったのは、この日が二十八宿の鬼宿日(きしゅくにち)にあたり、婚礼以外は何事の祝い事にも吉とされていたからです。
また、旧暦の11月は秋の実りを神に感謝する月でしたので、その月の満月にあたる15日に、氏神に収穫の感謝すると共に子供の成長の感謝・祈願をしたものと思われます。
熊本は数えの3歳で髪置き(かみおき) 4歳で紐解(ひもとき)のお祝いをされることが多いようです。
お子様は始めてのおしゃれをされますので お写真後に宮参り、そして後にお食事をご計画されるケースが最近は多いようです
還暦かんれき
61歳
生まれてから61年目で生まれた年の干支に戻ることから61歳を『還暦』と呼びます。「本卦還り」と言われ「赤子に帰る」という意味があり、赤い色を魔除けとして身につけ、お祝いするのが一般的。
※注意! 還暦のお祝いだけは必ず満60歳・数え年61歳でお祝いします。
お祝いの色
赤・朱
古稀こき
70歳
中国・唐の詩人である杜甫の詩にある「人生七十古来稀なり」に由来し70歳を『古稀』と呼びます。『古希』と表す場合もあります。
お祝いの色
紫・紺
喜寿きじゅ
77歳
「喜」を草書で書くと、七十七と読める形であることから77歳を『喜寿』と呼びます。
お祝いの色
紫・紺・黄
傘寿さんじゅ
80歳
「傘」の略字が八と十を重ねた形であることから80歳を『傘寿』と呼びます。八十寿(やそじゅ)と呼ぶこともあります。
お祝いの色
紫・金茶・黄
米寿べいじゅ
88歳
「米」の字が 八・十・八 に分かれることから88歳を『米寿』と呼びます。末広がりの八の字が二重でとても おめでたい。
お祝いの色
金茶・黄
卒寿そつじゅ
90歳
「卒」の略字が「卆」が九・十と呼べることから90歳を『卒寿』と呼びます。
お祝いの色
白・金茶・黄
白寿はくじゅ
99歳
「百」から横線の「一」を取ると「白」になり、100−1=99になることから90歳を『白寿』と呼びます。
お祝いの色
白
紀寿きじゅ
100歳
1世紀(100年)を表す「記」から100歳を『記寿』と呼びます。百賀(ひゃくが)、百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)、上寿(じょうじゅ)と呼ぶこともあります。
お祝いの色
白
茶寿ちゃじゅ
108歳
「茶」の字の草冠が十2つで二十、下の部分が八・十・八に分解できることから108歳を『茶寿』と呼びます。
お祝いの色
無色
皇寿こうじゅ
111歳
「皇」の上部分「白」は99歳をあらわし「王」は「十」と「二」に分けることができるため「白」(=99歳)+「十」と「二」で111歳になるため111歳を『皇寿』と呼びます。
お祝いの色
無色